今週のビックリ!!!
1月8日、リサイクルプラザ藤沢で発火が発生しました。
場所は、プラスチック製容器包装の手選別ラインです。
原因はこちら。
某掃除機の充電池です。
プラスチック製容器包装の回収袋の中に混入していたため手選別ラインまで来てしまいました。
プラスチック製容器包装は手選別ラインに来る前に破袋機という機械で複数の刃によって袋が
破られます。
今回の充電池はこの破袋機の刃によって衝撃を受けてしまい、そのため発火しました。
高温だったため発火部分はこのように溶けたような状態になっていました。
発火した充電池が手選別ラインに来た時点で発見した従業員がラインを緊急停止、その様子をモニターで見ていた中央制御室の従業員が消火。
大きく炎が上がったため、すぐに気づいてラインを止めることができました。
しかし、これ以上に大きな炎が上がってしまうと逃げることに精一杯で
ラインを止めることができなかったり、消火できずにけが人が出てしまう等の
大きな被害が出てしまうことも考えられます。
今回は迅速な対応により、幸い大事には至りませんでした。
ただ、充電池が載っていたベルトコンベアはこのように溶けてしまい・・・
元の状態のベルトコンベアはこちら↓↓↓
この状態からも相当な熱をもっての発火だったことがうかがえます。
充電池は特定処理品目です。
他の特定処理品目とは袋を分けて透明・半透明の袋に入れてください。
今回のみならず、電池が原因の発火というのはこれまでにも何件か起こっており、
さらに発火には至らなくても電池が一般ごみに混ざっていることは多々あります。
このマークのついている電池は、電気店やスーパー等に設置されているリサイクルボックスでの回収も行われております。
回収されたあと、リサイクルされ再資源化されます。
一般ごみに混ぜてしまうと危険なうえにリサイクルもできなくなってしまいます。
しかしきちんと処理をすれば、貴重な資源として繰り返し使われます。
適切に処理をすることで安全にかつ再資源化して環境への配慮もできます。
皆様のご理解とご協力をどうかよろしくお願いいたします。